ルヴァンカップ準々決勝第1戦G大阪戦 ~セブン-イレブン フィールドシート体験記~
前回に引き続き今回は先日のルヴァンカップ準々決勝のスタジアム観戦記です。
この試合で私は初めてセブン-イレブン フィールドシートを体験しました。
それが非常に楽しかったのでPRがてらご報告したいと思います。
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[Ⅰ]なぜセブン-イレブン フィールドシートを選んだのか
せっかくなのでセブン-イレブン フィールドシートを選んだ理由からご説明しましょう。
それは、「ルヴァンカップ準々決勝がシーズンパスでは入場できない試合だったから」です。
これ以上ないほど即物的な理由に思えますが、少しだけ言い訳をさせて下さい。
実は2014年シーズンまではシーズンパスで観戦が可能だったのです。
満足度320%宣言!『2014シーズンパス(サンフレッチェPASPY)』10月5日(土)より、申込受付開始のお知らせ
《サンフレッチェ広島 2013年10月1日付》
◆前売券価格の最大50%OFFで、サンフレッチェ広島が主催するホームゲームが全試合見れる!(20試合+α)
・J1リーグ戦(17試合)
・Jリーグヤマザキナビスコカップ予選もしくはACL(アジアチャンピオンリーグ)予選3試合
・Jリーグヤマザキナビスコカップ、ACL(アジアチャンピオンリーグ)の決勝トーナメント進出した場合においても、サンフレッチェ広島主催ホームゲームに限り入場可能(※決勝戦除く)
これが2015年シーズンから見直しされ、ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)とACLの決勝トーナメント、チャンピオンシップ等も対象外となりました*1。
シーズンパス(サンフレッチェPASPY)
《サンフレッチェ広島 2014年12月15日アーカイブ》
【対象試合(変更点)】
サンフレッチェ広島主催のJ1リーグ戦17試合、Jリーグヤマザキナビスコカップ予選3試合もしくは、AFCチャンピオンズリーグ予選3試合が対象です。
Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝トーナメント、AFCチャンピオンズリーグ決勝トーナメント、Jリーグスーパーステージ・チャンピオンシップ、天皇杯は対象外となります。
チャンピオンシップ等のチケットは別売りで売りたいと考えるのが自然な発想。
そのタイミングにあわせてナビスコカップなども別売りに切り替えたのかもしれません。
なんにしても、周知が甘ければ観客数が減るというリスクはありますが、それまではクラブが割り引いていただけで本来代金をとるべきところをとるようになったと言うべきでしょう。
話を戻して、そういうわけでどうせチケットを買うのだからいい席で見てやろうじゃないか。
もともと興味はあれど機会がなかっただけなので満を持してチャレンジしてみたのです。
[Ⅱ]セブン-イレブン フィールドシートの購入方法(失敗談あり)
前述したとおり、ルヴァンカップの準々決勝はシーズンパスの対象外試合。
しかしシーズンパス購入者には多少なりとも優遇したいということで先行販売がありました。
2016JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝〔第1戦〕8月31日(水)ガンバ大阪戦 チケット販売について【販売方法等 詳細】
《サンフレッチェ広島 2016年7月13日付》
◇「2016シーズンパス」をご購入のお客様(2ndシーズンパスを含む)は、一般発売に先がけて、専用オンラインページでの『先行先着販売』をご利用いただけます。
※今回、シーズンパスをお持ちでない「サンフレッチェクラブ会員」のお客様は、一般販売からのお取り扱いとなります。
※今回の販売は「先着順」での受付となります。期間内にお早目にお求めください。
同じような発想(シーズンパスが使えない試合でいつもと違う席で見ようとすること)の人は必ずいるはずだと思い、先行販売を利用することにしたのです。
しかし、何度確認してもセブン-イレブン フィールドシートのチケットが売り切れている。
売り切れてしまったものは仕方がないので残念に思いながらいつもの座席を購入しました。
購入した後でよくよく考えるとルヴァンカップ準々決勝第1戦は平日開催。
そんなに早く売り切れることがあるのだろうかと後日確認してみたところ…。
2016JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝〔第1戦〕8月31日(水)ガンバ大阪戦 チケット販売について【販売方法等 詳細】
《サンフレッチェ広島 2016年7月13日付》
(1)シーズンパスご購入のお客様『先行先着販売』オンライン受付
【対象】「2016シーズンパス」をご購入のお客様(2ndシーズンパスを含む)
☆一般発売より先行して、シーズンパスをご購入のお客様に最も優先的にお席を販売いたします。
みなさんも注意書きをよく読むようにしましょう。こういうのを自業自得と言います。
ちなみに私は泣く泣くチケットを買い直しました。こういうのを本末転倒と言います。
さて本題。セブン-イレブン フィールドシートは前売りのみで当日券はありません。
《サンフレッチェ広島より》
さらに、V-pointやスタジアムでチケットを予約・購入することはできません。
最寄りのセブンイレブンの店舗で購入(ネット予約して引き取りも可)する必要があります。
また、金額としては小さいですが発券手数料もかかりますのでご注意ください。
チケットを購入したら当日はキックオフ1時間前までにメイン総合案内所へ。
《サンフレッチェ広島より》
ルヴァンカップは平日だったため、この1時間前というのがなかなか大変でした。
1時間前までに到着できなかったらチケットが無効ということはないと思います。
ただし、メイン総合案内所では注意点などの説明を受ける必要がありますし、座席までの移動(思いの外距離があります)などを考えると1時間前に着くようにした方が賢明でしょう。
《サンフレッチェ広島より》
座席は購入時に指定されます。購入時に座席を吟味できるかどうかは確認していません。
ただ、発売開始と同時に売り切れるものでもないので吟味できない可能性が高い気はします。
[Ⅲ]いざセブン-イレブン フィールドシートへ
メイン総合案内で説明を受けたらいよいよセブン-イレブン フィールドシートに移動です。
セブン-イレブン フィールドシートではお茶・お水以外の飲食が禁止。
陸上トラックや芝生を痛めないためという配慮でしょう。
ちなみに同じ理由でヒールのある靴やスパイクシューズなどでの入場もできません。
したがって座席に向かう前に一通り食事とお手洗いを済ませておくべきです。
なお、セブン-イレブン フィールドシートのチケットがあればバックスタンドの売店に行くことは可能なのでハーフタイムに食事をするのは大丈夫です(当然座席には持ち込めない)。
B6ゲート横にあるセブン-イレブン フィールドシート入り口はこんな感じ。
ちゃんと係の方がいらっしゃるので安心して進んで下さい。
階段を降りて左手に進むとB6の様子がすぐそばで確認できます。
この距離・角度で見ることはあまりないので新鮮な感覚でした。
スタンドとピッチの間のトラック等を越えればいよいよセブン-イレブン フィールドシート。
やはりというかスタンドとピッチの距離感は相当なものがありますね。
実際に座席に座ったときの写真がこちら。
スタンド観戦とはまったく別次元の距離感。審判団の顔もハッキリと見えます。
余談ですが、ボールボーイとは別に監視員さんがいらっしゃいます。
広告看板から頭が出て観客の視界を遮らないように低姿勢で90分待機するのは大変なお仕事。
いつもお疲れ様です。ありがとうございます。
[Ⅳ]セブン-イレブン フィールドシートからの景色
セブン-イレブン フィールドシートの特徴は大きく2つあります。
1つ目はピッチレベルと高さが同じであるということ。
セブン-イレブン フィールドシートでは試合中の撮影が禁止されています*2。
そのため試合中の写真はありませんが、とにかくピッチレベルというのは別世界です。
まず何より奥行きが分からない。サイドへの展開を認識するのに苦労します。
当然逆サイドでの攻防も分かりにくいですし、選手の位置取りを把握するのも難しい。
しかし、選手や監督たちはこの状況で毎試合戦っているわけです。
普段スタンドの上から、画面の向こうから「何故そこが見えないんだ」と怒鳴っているお父さん方には是非とも選手と同じ世界を見て欲しいと思います。
青山敏弘や塩谷司のロングフィードが如何に異次元かよく分かりました。
2点目はなんといってもピッチとの近さです。
広島広域公園陸上競技場のピッチまでの距離は相当なもので、ピッチとスタンドの間に25mプールが入ると揶揄されることがあります*3。
普段ではあり得ないほどの距離で選手のウォーミングアップが見学可能です。
あまりにもテンションが上がったので選手の写真を撮り続けていました。
サッカーの戦術的な所を確認するのは非常に難しいとは思いますが、それでもセブン-イレブン フィールドシートは本当にお勧めです。
選手の息づかいや表情、コーチングの声など普段絶対に観れないものを観ることができます。
残念ながら(嬉しいことに)今シーズンのセブン-イレブン フィールドシートは完売。
来年も実施されるようでしたら是非体験してみてください。
[Ⅴ]セブン-イレブン フィールドシートこぼれ話
最後にここまでで紹介できなかった写真を貼って終わりとしたいと思います。
ハーフタイムも仕事を頑張るサンフレッチェ広島のオフィシャルマスコット。
スタンドからも声援が飛ぶ…こんな人気者になれる日が来るとは感無量です。
試合終了後の挨拶も間近で見れました。
ただし、試合終了後は退場を促されるので速やかに退場しましょう。
最近スプリンクラーが元気すぎるような気がするのは私だけでしょうか?
ハーフタイム中に相手選手に水がかかりそうになるシーンも1度や2度ではないような。
そのスプリンクラーのおかげで撮れたこの日のベストショット。
今回はここまで。
ピッチとの距離感が近いことによる楽しさが少しでも伝わっていたら幸いです。