【小ネタ】サンフレッチェ広島のシーズン得点記録について
[Ⅰ]中国新聞の元記事
ドウグラス、あと2点 クラブ外国人シーズン最多得点
《中国新聞朝刊 2015年10月29日23面》
J117得点の広島のドウグラスが、ハシェックの持つクラブの外国人選手シーズン最多得点へ、2ゴールに迫る。年間勝ち点とともに首位に立つ第2ステージでは、大久保(川崎)と並びトップの11得点。「まだまだうまくなりたい」という尽きぬ向上心で、リーグ制覇へけん引する。
▽高さ・パワーカウンターで威力
1994年に19得点で第1ステージ制覇に貢献したハシェック。「私の仕事は点を取ること」と言い切った元チェコ代表主将とはタイプが異なる。期限付き移籍の広島で才能を開花させたが「自分の得点がフォーカスされるのは違う」と謙虚だ。
こちらの記事で紹介されているように、2015年までにサンフレッチェ広島に所属した外国人選手の得点は1994年にイワン・ハシェックが記録した19点が最多です。
そして、2015年シーズンに17ゴール決めているドウグラスが追う格好。
本稿では、サンフレッチェ広島のシーズン得点記録について少しだけ掘り下げてみましょう。
[Ⅱ]歴代外国人選手の得点ランキング
まず、歴代外国人選手のシーズン得点記録を調べてみました。結果は次のとおり。
前述したとおり、ハシェックの19点が歴代1位。
1994年シーズンは44試合が開催されたのですが、実際にハシェックが出場したのは32試合だけだったということで、まさにレジェンド。
2位はドウグラスと2007年のウェズレイが記録した17点でした。
ドウグラスはこのまま出場停止にならないよう警告にも気をつけつつ全試合出場して記録を塗り替えて欲しいですね。
完全な余談ですが、2007年は佐藤寿人も12点を記録しており、攻撃面だけを見ればよくこれで降格したなというような成績ですね。
[Ⅲ]日本人選手限定での得点ランキング
折角なので日本人選手限定のランキングも作ってみました。
日本人のトップスコアラーは安定的に排出。ここからもチームの歴史が見えてきますね。
逆に外国人選手の得点数はまちまちすぎるとも言えるのですが。
そして、あらためて分かる佐藤寿人の偉大さ。
[Ⅳ]ステージ別得点ランキング
最後に中国新聞がちょっとだけ触れているステージ別の得点についても見ておきましょう。
1996年などの1シーズン制の年やJ2で戦ったシーズンは当然除外してあります。
また、先ほどまでの表と異なり、日本人・外国人選手を問わず最多得点者を並べています。
歴代1位が1994年の1stステージにハシェックが記録した13点なのはある程度予想できましたが、2位もドウグラスだったというのは意外でした。
こちらもやはり2点取らないとハシェックには追いつけないようです。どれだけ偉大なのか…。
こちらも是非とも記録塗り替えを狙ってほしいですね。
サンフレッチェ広島広島アスリートマガジン2015年11月号 |
[Ⅴ]後書き
ブログ移転を機にリハビリがてら1本文章を書いてみました。
今後はこちらのはてなブログで文章を書いていこうと思います。
旧ブログの文章も追々持ってくる予定です。
今後ともよろしくお願いします。