la vie en violette

サンフレッチェとサッカーに染まった日々

【プレビュー】2015年2ndステージ 第17節 湘南戦に向けて

[Ⅰ]過去の対戦成績

◆2006年以降のリーグ戦対戦成績
シーズン 日付 節数 H&A スコア 備考
2008年 3月20日(木) 第3節 アウェイ ○2-0 J2
2008年 6月8日(日) 第18節 ホーム ○5-2 J2
2008年 10月4日(土) 第39節 ホーム ○2-0 J2
2010年 3月20日(土) 第3節 アウェイ ○3-1  
2010年 10月24日(日) 第27節 ホーム ○3-0  
2013年 5月25日(土) 第13節 アウェイ ○2-0  
2013年 11月30日(土) 第33節 ホーム ○1-0  
2015年 5月30日(土) 第14節 アウェイ △0-0  
◆2006年以降のカップ戦対戦成績
シーズン 日付 大会 H&A スコア 備考
2007年 11月4日(日) 天皇杯 鳥取 ○3-0 4回戦
2015年 4月8日(水) ナビスコ ホーム △2-2 予選


https://lh3.googleusercontent.com/R9SeCQTxtjsEzX481gkxoZnVMX5EuoFRL74sk0KO-gNVu1f7T8W3ZTvUOYI9mk9Wgl0KkLBI_9QezmzhZX96pP9dXDcct24Q-D4BlhJyvalTRIESz_TtAXY_zc8X1-UPcbQbV2l9wbPssOR-7-c9qD0W8PiE-c_F68ev6Z_3VMmYy1XeV0hry9QcKJYtLGlvHgVB0rI5roOVQl0dqt9hGr00RU9UE4SyMiqGdcRFHajQBO8UEQers0d23GImceInWbaMwUbJIHzyf8AQbR4qdiKjqeYr1y2tM1UX99lvUlVqTTHtm9AliDBGp4uRmS_WRTlkguwvKFN_L66kpVvYJ5HD6ThNKSIUVaRNP07fEFucy2eKeuwHuGxHKR6J4gxCfBb_9RGXgp2U7DBlMOFH0ANP6oFAVPzcoJM__5MIKk17KXX9kFQr17n3Wfxqnu98lqLW3bY-b8Je_pF5DXwKuksZHr_vTWtcGK8vGIaMbsz8MN1loJfgrwp5qxEsDQzugie5SGzBC8kqONL0dUrxM-Cw57NRomcE0gGKDvIf59w=w960-h720-no

[Ⅱ]事前情報

◆累積警告・出場停止
選手名 1枚目 2枚目 3枚目
千葉和彦 3節/C5 11節/C2  
青山敏弘 8節/C1 14節/C1  
ドウグラス 4節/C1 6節/C4  
ミキッチ 10節/C1 12節/C1  
佐藤寿人 16節/C2    
清水航平 8節/C1    
塩谷司 12節/C5    
◆負傷者
発表日 選手名 診断名・手術名 全治 復帰予定
7月9日 川島裕大 左アキレス腱断裂手術 5ヶ月 12月第2週
9月29日 柏好文 左膝内側側副靭帯損傷 4週間 11月第1週
11月1日 吉野恭平 右肩関節亜脱臼 3週間 11月第4週
11月13日 水本裕貴 左眼窩底骨折 4週間 12月第3週



[Ⅲ]今節の見所

◆4年連続5回目のフェアプレー賞に向けて

リーグ最終節ということもあって様々な視点のプレビューが書かれています。
今回はネタ被りを避けるために、反則ポイントに着目することにしました。


反則ポイントとは、警告、退場、出場停止によって加算されるポイントのこと。
細かい話をすると、2007年から無警告・無退場の試合ごとにポイントが減算され*1、2012年から異議・遅延行為は通常の加算とは別に追加加算される仕様に変わっています*2


そしてフェアプレー賞とは、リーグ戦の反則ポイントの年間合計数が34以下*3
つまり1試合1ポイント以下のクラブを表彰するためのものです。


さらにそのフェアプレー賞受賞クラブの中で最も反則ポイントの少なかったクラブを表彰するのが、現在サンフレッチェ広島が3年連続受賞しているフェアプレー賞高円宮杯なのです*4


https://lh3.googleusercontent.com/j9Ooq9dd5_qmdB3b3vqNZSC5Y1v0ge6b2OabfKj-dN1YUd3osuBSdQSV3VHw8-9vIdMN7vL96fboq3I357_d97qyMDwNV_7Shd9rPgGRYMZdi9HKF230KrWUFjHrqvpMpZ05364QXKbwB9qGxqWdI2j_VZrxuNCpuu762refzjJIpLi8RuVqaPtWo68mf-P-xncpbgHJyIjEFpnjySNiHzbaB3My7CANv_BPzzMKrtacje9BHsx0No2q05eixeEyoWskmtk-f3MjoI_4yWp1TV5Jp0F-vyTESRLQgriceJLYeWA9iYvt_9Tco53otD28N3-hqbHHqoeKum5PO13C-hp6gyfpHDEZnW_woVfza11me7A8c5a954b42pNDvaXFaFbO4ZBC8h4ZS2X3Q9NB7uz59fzDSMPCuq7NR02WAEJ0KchMM-zGOTvvRmHbjOYlU124vpCr2v8pJNLDP1nlZ53dal4E_VGOr4tL5j813CNj2qf7_SJ5YmC7mtkHRpmNYUxjmahjzviyy_FUC2Be8NGtE2qnXa1DUB7_kEOoPfg=w960-h720-no



誇らしいことに、今年も反則ポイントはマイナスを維持し、首位を独走しています。
中でも特筆すべきは停止試合数の少なさでしょう。
主力の離脱を防ぐことで成績にも好影響を与えているのではないでしょうか。


気になるのは、なぜ広島がフェアプレー賞高円宮杯を連続して受賞できるのかということ。


特に2012年の森保監督就任以降、一体どんなことが他のチームと何が違うのか。
今回は2012年以降の反則ポイントを集計することで簡単に分析してみました。


https://lh3.googleusercontent.com/-sk4YLGXheUnK2F7MA_lHOZersSXxvg0cJYmCXGJFdx3YuwmAxh-Bzrof0H2T1w-4JhCdgphpp0qmAH6PBAoqjgeY28A-rfAKmFNoOBYyJ2WONdWdSc7GRaSnronv4hWI8nIIeInY_XGtL-yBhZQtr-0v0N1JijxKVSLw3SNPEjHsmrfERYREFYptA3HnVLQv_VM6KElqSaOcz0Q-llc5Kd3SklerkYk7lV1y7csRQc07ucfsMZSuCvlVbVVaqqHGL9S3eypiw1ySLmLE8YL_LKz0xe2_uSA8_G8B_YEoHtL1oVwTJ80RBOsPV9jqrO3wKq3NC_3Mc0gqSw6IKRoiC71ycWbmAmBMk9fIy7CFI1DOHSCVhvak1qudKMolybVSq1_XXsEl5Ovvjl6KbzZiuY7AgnseNilFMarO6dymqCHrpHCUytrLEkfHYcRqPNScXieX1oejN70PLSxBdfc6Qya7lJfN4255LceK32wc_y7omK6AC80ly0UfkTH9y_v1LExann81pBPLI_RIg7emkm-O8yb9ggHpocbcHfRT8c=w960-h720-no


赤い点線以下は4年間のJ1試合数135試合より少ない参考記録のクラブ。
135試合のクラブで比較すると反則ポイントの桁が違うどころの話ではなく唯一のマイナス。


もう少し分かりやすくするために平均値を算出してみました。


https://lh3.googleusercontent.com/Ad4GngedfK4N1B9ive9iylCN4DRjkpcDtgY279DDOZs0lEwcX15h3VOjd81CKrWN8uoYkTUrKLNZe6KNzl3oDgeafLvFo_ytLENp0PzDeGRj27hXVmP0pI4CLNyUertsHKvUn1joHR7v4Mv_cw47K8rnKSYufhh6YDkrVEtxzQPjLFwIM1afUkoxAcF6lDgq9J7putOSergxFirEdXicbAcZW2U_2nL2kV3zV2qRAhBC6ACC1Tzwt4ZfWQ-kN3y9xyULmkmQ-5vxlRILD-APzWA-WqDx3KbUXlptADh7FIfOIZY4n3CiJCcPvkKVqa3fRjGbbPU-Twpx7zUJ1eRYDLB28_JrkKSsdyMhXXh_c0On4z1xo_oh5W1ZIBAUXXgIUMlo7ko1NG0Jh_Afg593NH1RdcYPtj0AI5Ca4KGKI2RcSDWIEMPsfYWK5pk-KSFCh3moBehACB6RuFiMNc3KFZQXbQle2nbgGI4LH-8HJ_aB02T4-DgrUC5bmS-GzczLlPPLMT5uYbuN_DWkMuByGi_jkjSWJPYlSF1674bTX0k=w960-h720-no


こうしてみると34試合換算でも圧倒的というデータが出ました。
警告数が少なく、退場が少ないこともありますが、無警告・無退場の試合数が多いことと停止試合数の少なさがフェアプレー賞の秘訣と言えそうです。


さて、今年もフェアプレー賞を獲得するためには2位甲府の-1を下回る必要があります。
甲府が無警告・無退場でマイナス3ポイントを獲得すると仮定すると-4。
5ポイント以上の警告・退場をしなければ受賞は確実です。


3万人以上の観客が観戦する試合ですから、子どもたちの見本となるようなフェアなプレーで歓喜を届けて貰いたいと思います。

◆次節達成可能な記録
選手名 達成可能な記録 達成要件
佐藤寿人 J1通算最多得点 1ゴール
浅野拓磨 J1途中出場最多得点 1ゴール
ドウグラス 広島所属外国人の年間最多得点 1ゴール


全部見たい。



[Ⅳ]優勝条件

2ndステージに関しては9割9分優勝が決定していると言っていいでしょう。
鹿島が逆転優勝するための条件を調べた面白い記事を紹介しておきます。


http://www.theworldmagazine.jp/20151116/03domestic/27429www.theworldmagazine.jp


一応優勝条件を表にしてみました。
広島は鹿島に対して、勝ち点、得失点差、総得点においてアドバンテージを持っています。

https://lh3.googleusercontent.com/_fUqvaqHerg3nbmWHOuTWKl4u0b3cN2IXbKHG21GsVuwSpFbxeyTFtD1HKAWXQFTse4WNr_iMiSJiSAeM7mtLW-XP9Ki6bXIxJjoUTlvXX9MZJBnXyIPViMyXmM-QTnv9NBdr45plG3pgOdbOQnmS_VIEJj2Msk9l3XK5PYibMBh43-6FzpKtQbdglK7AV3lKHci7iqsmLRrStcUU1GNzmQdkaJAQfn7XJ3c4zVjIFp8mQJ_CyQ66ILwq1WbidDiKonaEdcCeCJ3VAlOFJddm_b279ozIVN_XHf_UM--0GBoesuvV092wZIFUY-rysddtv8yTKWKNzmvD82spRJLvx9WNZh_Lk18J5AnqIXpE5j9kSfrzxByZj4mQb2zcxW6FVkWeyMCaEjT5cA0pbYMIlxP6FCRYo7czlRTfKX_ti8MjsJc2wP4B-17r7X4mMhh4sohKncS5tWGCZNUtQQZSLoI58FQbQJeL6qwOVyqwUkGqe-3q7Y9j9Ppr3Xcesy5wlTiuF5wp-8UqRiOlpyrC2o6M9Pi383k9PUBEhh3bgg=w960-h720-no


一方、年間勝ち点1位に関してはまだまだ分かりません。


https://lh3.googleusercontent.com/qqnZRcU3_es_AYrK5nVO27psumOWIw2WzHrPG8vcHNYAe4B1tUbseW9XJmi5ge0g2EFDZcTCByEg7KLHJY92uL7wc_cGM6flNjRnDfDLa1KwzC8kbxkzrKPa8XMHcZaYfNOehQmcO1voA7s6Xpa03M9bIb8KqYfSixrv0cUWfIN-QHZZkiYNP9oeNxdLf1K7yx3Vtkyh5j-TsHIaOLM6iKizqrTjXJv0pOzBgLeC-Khx799E2NTCxNbGbNp1d58w2HIBLOG2xEqoYR8RfqqZG7JrU08mPQwTrns2X5fXA8GlcsRTt8giGU3WOaLsSiZbBKjV5uctdBbYeOaMRCQUINkGvJL1ZXA8ysP3jbmBPrGDTjApbqn0mwyPqLDEvgpvuP8xc1x1JkMqU2yNWDOu3cjUvr9lxwBXi1r3acrgcE9P9faWcK1DgIusCqfmtUm-MIAnk-ZjLRgiIigWPl5OCaLTvXeFPe3hfEdaTdTNJsJLkv15g8LoMgrvSzIde5tF3pk_yHC7tLctMaXj35OIOa4JK2_tKrpE5MIzl7C3c5A=w960-h720-no


得失点差では大きく優位に立っていますが、勝ち点差は2。
広島が勝ち点を落とし、浦和が拾うと逆転してしまうため決して気が抜けないですね。



年間勝ち点1位でチャンピオンシップに挑みましょう。

[Ⅴ]おまけ ~年間集客数~

2015年リーグ戦集客数の内訳
試合日 アウェイ 入場者数 天気
1st第1節 3/7(土) 甲府 14,671
1st第3節 3/22(日) 浦和 26,302
1st第4節 4/4(土) 神戸 11,577 雨一時雷雨
1st第7節 4/25(土) 清水 11,653
1st第9節 5/2(土) 仙台 15,566
1st第11節 5/10(日) G大阪 17,372
1st第13節 5/23(土) 新潟 10,460
1st第16節 6/20(土) 山形 12,286 晴のち曇
2nd第2節 7/15(水) 松本 7,966
2nd第4節 7/25(土) 横浜FM 15,174
2nd第6節 8/12(水) 鹿島 16,689 雨のち曇
2nd第7節 8/16(日) 14,471
2nd第9節 8/29(土) 名古屋 13,916
2nd第11節 9/19(土) 鳥栖 18,625
2nd第13節 10/3(土) FC東京 18,810
2nd第14節 10/17(土) 川崎F 19,751
2nd第17節 11/22(日) 湘南 晴れろ


今年はここまで比較的天候等に恵まれたシーズンでした。
雨天の試合も3試合のみで、平日開催も7月と8月の2回のみ。
ここまで24万5289人を集客しており、昨年の25万4951人を抜くことは確実です。


2013年も湘南がホーム最終戦。優勝の可能性が僅かに残る状態で2万7392人を集客しました。
今年もそれと同じか、それ以上の集客をして経営を助けたいところです。

2015年ナビスコカップ集客数の内訳
大会 試合日 アウェイ 入場者数 天気
ナビスコ杯予選 4/8(水) 湘南 4,684
ナビスコ杯予選 5/27(水) FC東京 6,701
ナビスコ杯予選 6/3(水) 甲府 5,730


今年はナビスコカップで惜しくも敗退してしまいましたが、CS進出が既に決定済み。
2013年以来となる主催ゲームでの年間集客数30万人突破がほぼ確実となっています。


当日は混み合うことが確実ですので公共交通機関を利用しましょう。
間違いなくストレスは少ないはずですので。


www.sanfrecce.co.jp
mikiyus.seesaa.net


それではスタジアムを紫色に染め上げて最高の雰囲気で試合を迎えましょう。
22日に勝利するのはサンフレッチェ広島