【修正中】ひろしま菓子博2013に遊びに行ってきました 前編
広島の一等地である中央公園で開催されている第26回全国菓子大博覧会。
旧広島市民球場跡地利用問題の活用策にも影響しそうな案件。
何より紙屋町周辺に人が多いと聞きつけて実際に見に行ってきました
《当日撮影》
平日の午後、少しだけ曇り空。
今年の春は寒いですね
①人気コンテンツには長蛇の列
当日券を購入して早速会場に
《ひろしま菓子博2013より》
まずは入り口近くの"全国お菓子めぐり館"へ向かい、時計回りに見ていくことにしました。
時間の都合上、体感ゾーンと混み合ったところはスルーすることに
《当日撮影》
平日午後ということもあって人気コンテンツ以外はそこまで混み合うことはありませんでした。
休日はこれが××時間待ちとなるらしいのですが
《当日撮影》
人気の"全国お菓子バザール"はこの有様
今年の春が過ごしやすい天候だったのは幸いでした。
例年のような気温だと熱中症になる人も多かったでしょう
②"全国お菓子めぐり館"をめぐってみた
ひろしま菓子博2013の見所の1つがこの"全国お菓子めぐり館"。
各県の銘菓がこの広島に集まっているんですからみんな興味津々。
一部のお菓子はその場で購入も出来るそうです
《当日撮影》
雰囲気はこんな感じで、各地方ごとにブースが仕切られています。
その地方ブースの中で各県に分かれて銘菓を紹介していくという流れ
ただ、この企画ははっきりと言って期待はずれでした
まず第一に、お菓子の良さが伝わりにくいこと。
大部分はパッケージに入った状態でどんなお菓子なのかよく分からない。
包装や原材料を見て想像しろというのはさすがに酷でしょう
そのお菓子を知っている人からすれば「このお菓子食べたことある」と盛り上がれるのかもしれませんが、知らないお菓子に興味を持つというのは難しいのでは
試食とは言いませんが、せめて見本品くらい…
また、各地域の宣伝に主軸を置いているように感じられたのも興をそがれました。
その地域を見に来たのではなくお菓子を見に来ているんです。
分かりやすく地域別にするのはいいですが、余計に分かりにくくなっています
そして一番気になったのは施設の構造
《当日撮影》
これは順路の一部。
仮設施設なのは分かりますが、もうちょっと雰囲気作りを意識できないものでしょうか
地方ブースによっては絨毯のようなものを敷いて対応しているところもありました。
全部そうすればいいのに…見えないように隠す工夫とか
また、このブロックとブロックの切れ目は小さな段差があるのも気になるところ。
近くにいらっしゃった車椅子で来場された他のお客様は気にされていないようでしたが、もう少しどうにかならないものかと思いながら見て回りました
各地方ブースに区切られた企画展は残念でしたが、面白いものもありました。
それが最後に用意されていた全国菓子関連団体のスペース
《当日撮影》
こちらは協同組合 全日本洋菓子工業会の展示。
美しい洋菓子が並んでいます
《当日撮影》
個人的に楽しかったのはこちらのYOKAN COLLECTION
他にも煎餅や駄菓子などいろいろなジャンルに分かれていて楽しかったですよ。
何より各地方ブースより人混みが少ないですからね
③食べておきたい廣島クリームぜんざい2013
この菓子博に訪れたら必ず食べておこうと思ったのがクリームぜんざい。
その昔よく食べていたのですが最近あまり見かけない気がします
《当日撮影》
場所は"にぎわい味わいゾーン"の一角
《当日撮影》
クリームぜんざいの販売所の近くには他の商品も売っていました。
おそらくおやつ時は混み合うのでしょう。
写真右端のシルク菓子は食べてみたかった…
ひろしま菓子博に「クリームぜんざい」-若手経営者ら戦後の味を再現
《2013年5月7日閲覧 広島経済新聞》
構想期間は約2年。JR広島駅前で営業してきた「甘味たむら」のアドバイスを受け、青年部のスタッフが知恵を出し合いながら、砕いたもなかを下地にクリームぜんざいを載せたスタンダード(300円)と原爆ドームのもなかに宮島を表すしゃもじ、抹茶ときなこアイスをトッピングした「世界遺産スペシャル」(500円)の2種類を商品化した。
折角なので「世界遺産スペシャル」の方を注文。
…しかし、ネーミングは他になかったんでしょうか
《当日撮影》
こういうイベント会場で食べるスペシャルは大抵外れというのが定番。
しかし、このスペシャルは結構頑張っていました
まず、最中がサクサクで食べた後の風味もいいです。
しゃもじ煎餅は普通の甘めな煎餅ですが、きな粉アイスと抹茶アイスは美味しい
ただ、問題点があるとしたらこれらのトッピングでしょう。
最中の香りやアイス類の後味が良すぎてクリームぜんざいの甘さを感じにくい。
実は底に敷き詰められた最中の破片でも同じことになります
オススメの食べ方はスペシャルでない方を注文し、まずクリームぜんざいを食す。
最後に最中の破片を食べるという順序で…混ぜない方がいいと思います。
まるで周りが魅力的だから逆に影が薄くなった主人公のよう
《当日撮影》
その近くでは"森のお茶席"という茶席が用意されていました。
上田宗箇流、裏千家、表千家と順繰りに代わっているとか。
ただ、知り合いのお茶の先生によると「行く価値がない」らしいのでスルーしました
④ハノーバー庭園周辺の雰囲気
ハノーバー庭園と呼ばれる区域も今回の菓子博のエリアの1つ。
その周辺がどんな感じになっているのかも見てきました
《当日撮影》
こちらはハノーバー庭園付近のイベントスペース。
訪れたときには何もやっていませんでしたが、休日は何かやってるのかも
《当日撮影》
基本的に少し座って休めるようなスペースは数が少ないのが特徴です。
そのため、こうやって段差や階段に腰をかけて休んでいる人が目立ちました。
あまり日陰は多くないので暑い日は大変なことになるんじゃ
《当日撮影》
一方で素晴らしかったのはゴミの少なさ。
見回りをしているか確認できませんでしたが不快に感じることはありませんでした。
高い意識を持っているのかもしれません
《当日撮影》
《当日撮影》
お菓子に全く関係ない企業ブースもいくつかありました。
ベンチへの印字やスタッフの制服で広告するなど、あの手この手で協賛を獲得。
こういったやり方は参考にするべきですね
今回はここまで。
次回は"お菓子美術館"と"お菓子のテーマ館"付近でのお話です