【プレビュー】2015年明治安田生命チャンピオンシップ決勝 第2戦 G大阪戦に向けて
[Ⅰ]過去の対戦成績
◆2006年以降のリーグ戦対戦成績
シーズン | 日付 | 節数 | H&A | スコア | 備考 |
2006年 | 3月25日(土) | 第5節 | ホーム | ●1-3 | |
2006年 | 8月23日(水) | 第19節 | アウェイ | ●2-3 | |
2007年 | 3月17日(土) | 第3節 | アウェイ | ●0-3 | |
2007年 | 12月1日(土) | 第34節 | ホーム | △2-2 | |
2009年 | 4月4日(土) | 第4節 | アウェイ | △2-2 | |
2009年 | 10月17日(土) | 第29節 | ホーム | △2-2 | |
2010年 | 8月7日(土) | 第17節 | ホーム | ●0-2 | |
2010年 | 11月14日(日) | 第30節 | アウェイ | ●0-2 | |
2011年 | 4月24日(日) | 第7節 | ホーム | ○4-1 | |
2011年 | 6月26日(日) | 第18節 | アウェイ | ●3-5 | |
2012年 | 4月7日(土) | 第5節 | ホーム | ○4-1 | |
2012年 | 10月27日(土) | 第30節 | アウェイ | △1-1 | |
2014年 | 3月23日(日) | 第4節 | アウェイ | △1-1 | |
2014年 | 9月13日(土) | 第23節 | ホーム | ●0-1 | |
2015年 | 5月10日(日) | 第11節 | ホーム | ●0-1 | 1stステージ |
2015年 | 11月07日(土) | 第16節 | アウェイ | ○2-0 | 2ndステージ |
◆2006年以降のリーグ戦以外での対戦成績
シーズン | 日付 | 大会 | H&A | スコア | 備考 |
2006年 | 12月9日(土) | 天皇杯 | 神戸ユ | ●2-4 | 5回戦 |
2007年 | 3月21日(水) | ナビスコ杯 | ホーム | ●0-3 | 予選 |
2007年 | 5月9日(水) | ナビスコ杯 | アウェイ | ○1-0 | 予選 |
2007年 | 12月29日(土) | 天皇杯 | エコパ | ○3-1 | 準決勝 |
2010年 | 9月1日(水) | ナビスコ杯 | ホーム | ●0-1 | 準々決勝 |
2010年 | 9月8日(水) | ナビスコ杯 | アウェイ | ○2-1 | 準々決勝 |
2014年 | 9月10日(水) | 天皇杯 | ホーム | ●1-3 | 4回戦 |
2014年 | 11月8日(土) | ナビスコ杯 | 埼玉ス | ●2-3 | 決勝 |
2015年 | 12月2日(水) | CS | 万博 | ○3-2 | 決勝 |
[Ⅱ]事前情報
◆累積警告・出場停止
決勝2試合しかないため累積警告の影響は生じない。退場者も出ていないため省略。
[Ⅲ]試合の見所
◆受け身では勝ち取れない
各紙・テレビなどがプレビューを散々書いていますので思うところを一つだけ。
第1戦で大きなアドバンテージを手にしたサンフレッチェ。
勝利だけでなくアウェイゴールもあるため、勝って当たり前という空気が流れています。
しかし、相手はガンバ大阪。
特に第1戦では前線からのプレスとMF青山へのパスコースを消されて窒息していました。
はっきり言って殆どの時間帯はG大阪の時間帯だったと感じました。
受け身で勝ち取れるほどシャーレは軽いものではないと思います。
真の敵はチャンピオンシップという一発勝負の舞台。
広島らしく丁寧に回して落ち着いてゲームを進めたいところです。
キーワードは我慢。そして虎視眈々と1点を狙っていきましょう。
TJ Hiroshima 月刊タウン情報ひろしま12月号 (2015年) |
◆次節達成可能な記録
省略。
[Ⅳ]優勝条件
今回は優勝条件がややこしいので確認しておきましょう。
2015年明治安田生命チャンピオンシップ決勝のレギュレーションは次の通り。
明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ 開催概要
《Jリーグ 2015年12月4日閲覧》【決勝】
開催日:第1戦:12月2日(水)、第2戦:12月5日(土)
《試合方式および勝敗の決定》
90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分けとする。
《優勝チームの決定方法》
2試合が終了した時点で勝利数が多いチームを優勝とする。
2試合が終了した時点で勝利数が同数の場合には、次の順によって決定する。
1.2試合の得失点差
2.2試合におけるアウェイゴール数
3.第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦
※延長戦では、アウェイゴールルールは適用されない
4.PK方式
(各チーム5人ずつ。勝敗が決定しない場合は、6人目以降は1人ずつで勝敗が決定するまで)
今回は広島が先勝しているため、第2戦は引き分け以上で優勝が決まります。
問題は広島が敗れた場合ですが、ややこしいので表にしてみました。
表にしてもややこしいですね。ちゃんと勝って優勝決めましょう。
[Ⅴ]おまけ ~集客数トップ5入りなるか~
明治安田生命チャンピオンシップ決勝のチケットも嬉しいことに完売の運びとなりました。
これについて中国新聞がチケットの販売状況を追ってくれています。
CS入場券に列 2年ぶりのリーグV期待
《中国新聞 2015年11月30日1面》
J1サンフレッチェ広島は29日、広島市安佐南区のエディオンスタジアム広島であるチャンピオンシップ(CS)決勝第2戦(12月5日)の入場券を発売した。2年ぶり3度目のリーグ王者を期待し、同市中区のオフィシャルショップ「V―POINT」には午前10時の開店前に約250人が並ぶなど、1日で2万枚以上が売れた。
(中略)
コンビニエンスストアなどでも発売され、バックスタンド自由席以外は完売した。地域事業部の川畑直毅さん(29)は「1日に万単位の席が売れたのは初めて。最善の準備を進めたい」と話していた。
第2戦は残り2500席
《中国新聞 2015年12月2日16面》
5日にエディオンスタジアム広島であるCS決勝第2戦(午後7時30分開始)の入場券は1日、残席がバックスタンド自由席の約2500席になった。11月29日の発売開始から売り上げを伸ばし、この日までに約3万2500席を販売。クラブは「満員のスタンドでチームを迎えてほしい」と呼び掛けている。
これらの記事から分かるように初動から相当な売れ行きだったようです。
約1000席の自由席、追加販売を開始
《中国新聞 2015年12月4日8面》
5日のCS決勝第2戦(午後7時30分・エディオンスタジアム広島)への注目度の高まりを受け、クラブはバックスタンド自由席約千席の追加販売を始めた。観客数は1994年以来、21年ぶりに3万5千人を超える可能性が出てきた。2日夜にあった第1戦の逆転勝利後に入場券の購入が加速し、約1500席が売れたという。販売予定の約3万5千席に達する見通しとなったため、追加を決定した。
そして、12月2日に第1戦でG大阪を下したことから様子見していた層も食いついたと。
今回は年パス保持者も購入しなければならず、引換券・招待券がおそらく存在しません。
そのためクラブとしても入場見込みが予測しやすく、追加販売の判断も出来たのでしょう。
チケット完売 21年ぶりに3万5000人超えも
《中国新聞 2015年12月4日閲覧》
エディオンスタジム広島であるCS第2戦の入場券は4日、全席完売した。発券枚数は追加販売も含め、3万6288枚。今季最多は第2ステージ優勝と年間勝ち点1位を決めた11月22日の湘南戦で3万3210人。3万5千人を超えれば、1994年11月以来となる。
そして最終的に3万6000枚以上を販売できたそうです。素晴らしい成果でしょう。
ところで、サンフレッチェの歴代集客数が気になったので調べてみました。
このようにほとんどが1993年~1994年のJリーグバブル時代。
それ以外でランキングに入ってきたのは2004年のJ1復帰後の浦和戦。
そして2012年以後の森保体制での3試合となります。
そう考えると森保体制は本当の本当にサンフレッチェ広島の黄金期なのですね。
今日は3万5000人を超えて、更に1994年の記録も超えてベスト4に入りたいところです。
大きな歓声で選手を後押ししましょう。
たくさんの方が来場されるということはアクセスで混乱が当然予想されます。
何度も言われていますが、出来る限り公共交通機関を使うことをお勧めします。
渋滞などに巻き込まれず、疲れた身体でも確実に安全に帰ることが出来る手段ですから。
人が多ければ多いほど公共交通機関の方が楽だと思いますので。
www.sanfrecce.co.jp
mikiyus.seesaa.net
また、冬の広島広域公園は言われるまでもなく非常に寒いです。
広島広域公園に上ることを登山と揶揄されることもあります。
実際、雪山登山くらいの気持ちで準備しておいて間違いはないと思います。
暖かい服はどれだけあっても困ることはありません。
手袋・ホッカイロや温かい飲み物はもちろん、膝掛けに耳当てなんかも重宝するはずです。
冬の山を嘗めてはいけません。
暖かい格好で試合だけに集中できるようにして歓喜の瞬間をともに味わいましょう。