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la vie en violette

サンフレッチェとサッカーに染まった日々

【修正中】ナビスコ浦和戦のベストメンバーって誰?

2012年シーズン ルヴァン杯/ナビスコ杯 サンフレッチェ広島 小ネタ

消化試合となったナビスコカップ浦和戦でどのようなメンバーになるのか。
そんなことを考えて今回のエントリーを書いてみました

ずばり今回のテーマは通称「ベストメンバー規定」(Jリーグ規約第42条及び同補足基準)

ベスメン規定と言えば広島サポにとっては苦い思い出ですね

サンフレに1000万円制裁 ベストメンバー規定違反
中国新聞2009年9月16日  12年6月24日閲覧)

 Jリーグは15日、J1サンフレッチェ広島ヤマザキナビスコ・カップの大分トリニータ戦(6月3日、九州石油ドーム)で、先発メンバーがJリーグ規約に定めるベストメンバーではなかったとして、制裁金1千万円を科した。Jリーグがベストメンバー規定違反で制裁金を科すのは初めて。

 Jリーグは規約で、公式戦では直前のリーグ戦5試合で1試合以上先発した選手を、6人以上先発起用すると定めている。

 広島は大分戦では、3試合前の5月20日のナビスコ杯横浜F・マリノス戦に先発出場した6選手を先発起用。しかし、直前のリーグ戦5試合に先発した選手は1人しか先発させていなかった。試合は2―2の引き分けで、試合直後にJリーグから規約違反との指摘を受けていた。

 広島球団によると、大分戦前、横浜M戦に先発した6人の起用で規約に抵触しないか、担当者がJリーグ事務局に問い合わせ、「抵触しない」との見解を得ていたという。

 広島は処分を受け入れたうえ、本谷祐一社長を減給15%(1カ月)、織田秀和強化部長と担当者を減給10%(同)とした。Jリーグ側も対応に落ち度があったとして、鬼武健二チェアマンを減給10%(1カ月)、事務局長と担当者を8~5%(同)などの処分を科した。

 本谷社長は「Jリーグの回答に不明瞭めいりょうな部分もあるが、結果としてサポーターとスポンサーに迷惑を掛けてしまい、処分を重く受け止めている。再発防止に努める」と話した。(広重久美子)


2009年はJ1昇格を果たし、かつ、最終順位が4位という盛り上がった年でした。
天皇杯でガンバが優勝したことで翌年には史上初のACL出場も果たしています。
ある意味で調子乗り世代が中心だったチームらしい感じではありますがw

記事にもあるように、一概にサンフレッチェが失敗したと言うよりはJリーグ側のミスもあったり。
というか、ベスメン規定で最近色々難くs…問題を起こしているのは大抵Jリーグ事務局側です


2007年柏レイソルの事例
柏レイソルが、ナビスコカップ予選第3節にメンバー総入れ替えで臨んだ。
ただし、この試合時点でリーグ戦は4試合しか消化されていない。
つまり、ベストメンバーの基準である直前リーグ5試合が不足していた

(注記)2011年の改正(pdf注意)で第1節~第5節までの間に行われるカップ戦は規程の対象外となったが、この事例の時点では明記されていなかった

この手法にJリーグの羽生英之事務局長(当時)が苦言を呈している


2007年川崎フロンターレの事例
川崎フロンターレ第26節のリーグ戦で主力を休ませたことが問題とされたケース。
ただし、直前リーグ5試合に川島、 佐原、 伊藤、谷口、大橋、フランシスマールが出場
ベストメンバー規定をきっちりと遵守していたにもかかわらず非難された。
背景には直前のACL出場のためJリーグチャーター機を用意していたこともある

犬飼会長(当時)はこれについて「サポーターを裏切ったことへの説明を求める」と発言。
これに対して川崎華族が「犬飼さん、我々は裏切られていません」という段幕を掲げる


2008年天皇杯の事例
ベスメン規定の存在しない天皇杯で大幅なメンバー入れ替えを行った千葉と大分を批判。
しかも、千葉に至っては規定を遵守していたため犬飼会長(当時)が釈明するというオチ。
ちなみに大分の溝畑社長(当時)は謝罪している

翌年天皇杯にもベスメン規定が導入されるきっかけになった(罰則規定なし)


こんな感じで広島のケース以外では遵守していたにもかかわらず怒られるケースが大半。
なんのためのルールだと言わざるをえません

【参考①】
ルールにないベストメンバー規定は守るべきか?
サポティスタ 12年6月24日閲覧》

【参考②】
15年前から一切成長していない協会トップ
《KET SEE BLOG 12年6月24日閲覧》

【参考③】
ベストメンバ規定周辺
《武藤文雄のサッカー講釈 12年6月24日閲覧》


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話を戻して広島の事例

なぜ、広島フロントが事務局に確認をとったのか。
そして、事務局側も判断を誤ったのか

これは条文の不可解さ・理不尽さに原因があります


以下は2009年当時のJリーグ規約第42条の補足基準(pdf注意

Jリーグ規約第42条の補足基準(2009年施行)
Jリーグ公式 12年6月24日閲覧》

1.次の試合における先発メンバー11人は,当該試合直前のリーグ戦5試合(以下「直前5試合」という)の内,1試合以上先発メンバーとして出場した選手(以下「直前5試合先発選手」という)を6人以上含まなければならない.
 (1) リーグ戦(J1,J2)
 (2) リーグカップ


太字で強調した部分が問題。これをまとめると次のようになります

対象:リーグ戦、ナビスコカップ
制限:11人中6人以上がベストメンバーで臨まなければならない
ベストメンバー=直前のリーグ5試合に1試合以上先発した選手


何が変か伝わりますか?

この条文は「リーグ戦に出場した選手はベストメンバーである」と言っているのと同時に
ナビスコに出場した選手はベストメンバーではない」と言っているのです

ナビスコカップにはナビスコカップに出場した選手を出すことが難しいという謎仕様。
だからこそ、広島フロントは事務局に確認をとったのだと思います。
実際、カップ戦が直前5試合に含まれるのならば盛田、中島、楽山、李、横竹、清水の6人が該当していました

制度趣旨は伝わらなくはないのです。それでも、違和感はしっかりと残ります。
当時の犬飼会長はナビスコカップのU-23化を提案していたりしますしね

厳格に制度運用をするのかどうか。
トップがブレブレなのがよろしくないと思うんですよね

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閑話休題

さて、実際にナビスコ浦和戦に出場するベストメンバーとは誰なのか。
ベストメンバーには「直前5試合先発選手」、「直前5試合先発選手 とみなす選手」の二種類があります

「直前5試合先発選手」 
★第13節札幌戦に先発出場
MF山岸

★第15節大宮戦に先発出場
GK西川、DF水本、 DF千葉、DF森脇、MF青山、MF森崎和、MF石原、MFミキッチ、MF高萩、MF清水、MF、FW佐藤

「直前5試合先発選手とみなす選手」 
GK西川(日本代表)、GK増田(五輪代表)、DF森脇(日本代表)、MFミキッチ(A契約の外国籍選手)
※ソッコは五輪代表などの出場で契約時にA契約である可能性があるかも


従って上記メンバーのうち、6名以上がスタメンとなるようなメンバーである必要があります。
これまでの傾向からGK西川、DF水本、 DF千葉、MF青山、MF清水の5人は出場と予想。
そして、メンバーを落とすならばMF石原を1トップに起用する形になるのではないでしょうか

そんなわけで試合メンバーは次のように予想しておきます。
赤字がベストメンバーですね

____石原____
__大崎__浩司__
清水______石川
__青山__中島__
_水本_千葉_錫鎬_ ※ソッコのこと
____西川____

ただ、割り切って戦うのなら横竹、鮫島や野津田くん(学校忙しい?)の起用もあるかも?
途中出場メンバーも含めて試合メンバーが楽しみです

【J1:第15節 広島 vs 大宮】森保一監督(広島)記者会見コメント(12.06.23)
《J's GOAL 12年6月24日閲覧》

Q:来週はヤマザキナビスコカップとリーグ戦のアウェイ連戦となる。特にカップ戦においてのチームとしての戦い方については?

「カップ戦は敗退が決まっていることもあり、できるだけここまで出場機会のなかった選手を使っていきたい。怪我人等の状況も今はまだわからないので、どういう方向でいくかは決めていないが、アウェイでの浦和でチャレンジできる、チームとしての闘い方ができる構成にしていきたい。そしてそこから、仙台に向かいたい」