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la vie en violette

サンフレッチェとサッカーに染まった日々

【修正中】《Part.1》 第1回サッカースタジアム建設シンポジウム 前半レポート

※当記事は2012年11月5日に開催されたスタジアムシンポジウムに関するものです※


今回からライセンス制度に続いて久しぶりのシリーズものです。
内容は、昨年開催されたサッカースタジアム建設シンポジウムについて。
「今更何の話だ」と言われそうではありますが、宜しければお付き合いください

【参考】
11月5日(月)サッカースタジアム建設シンポジウムが開催されました!
サンフレッチェ広島 2013年3月18日閲覧》



symposium_01
サンフレッチェ広島より》

MOKUJI

《Part.1》 第1回サッカースタジアム建設シンポジウム 前半レポート
《Part.2》 第1回サッカースタジアム建設シンポジウム 前半レポート
《Part.3》 第1回サッカースタジアム建設シンポジウム 前半レポート
《Part.4》 第1回サッカースタジアム建設シンポジウム 前半レポート
《Part.5》 第1回サッカースタジアム建設シンポジウム 前半レポート
《Part.6》 第1回サッカースタジアム建設シンポジウム 前半レポート


⓪前置き
さて、今回のシリーズはひとまず前半の基調講演に関するレポートです。
(後半のパネルディスカッションについては現時点では未定)


シリーズを始めるに当たっていくつか注意点があります
  1. 当時のメモを元に書き起こしているため事実とは異なる可能性があります
  2. パワーポイントを用いながら進められた講演なので分かりにくいかもしれません
  3. 本レポートが講演の議題を全て網羅しているわけではありません
  4. 要約部分に関しては簡潔にすることを意識したため読みにくいものだという前提で
  5. 便宜上、基調講演のパートにタイトルを付けていますが当ブログ独自のものです

また、今回のシリーズに先立って他の方の記事をご紹介しておきます


特にStadium Assistさんのレポートは綺麗にまとめられていてオススメです


それでは早速進めていくことにしましょう。
Part.1とPart.2は"プロスポーツと地域社会"というタイトルで主に海外の事例をご紹介します



①基調講演=プロスポーツと地域社会
この20年間でプロスポーツが"地域に根ざすプロスポーツ"に変わってきている

従来、「体育」や「国民娯楽」というもので皆がお金を出し合って支える対象ではなかった
それが「文化」という側面を持つようになったことで投資の対象となったから
 


何故今スタジアムなのか

世界は今人間回帰という言葉で街中に暖かみのあるスタジアムに移行し始めている

クラブにとっても、Jリーグにとってもスタジアムは重要
ライセンス制度も含めて、クラブにとってスタジアムビジネスが経営上重要になってきている
Jリーグは、リーグの価値を高めるという意味で臨場感を重視している

また、地域のシンボルとしてスタジアムが位置づけられるようになってきた
文化・経済両面で求心力になる

街スタ=街中にスタジアムが出来るケース
スタ街=スタジアムを核にして街が出来ていくケース


スタジアムは万人単位で人を集める大集客装置である
単にスポーツの場所ではなく人を集めているという性格を考えるとどこにあれば良いか

地域活性化が出来ているとは(現時点では)言いがたいケース

集客装置の複合化に参考になるケース

大リーグは20年前から大改革が始まった
それはボルチモア・オリオールズのオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズがきっかけ
1992年から30チーム中22チームが野球専用の街中複合スタジアムに変わっている

  • カムデン・ヤーズの事例 ⇒次回PICKUP!!



ここまでがメモ書きをもとにした基調講演の書き起こしです。
続いて上で取り上げられた海外の事例を見ていくことにしましょう


②商業施設がセットになったスタジアム(コベントリーの事例)
コベントリーはイングランド中部にある都市。
コベントリー・シティFC(3部)の本拠地、リコー・アリーナがあります。
正式名称はCity of Coventry Stadium

実は、Jリーグの欧州スタジアムレポート(2008年)でも取り上げられていました

(注記)
以下はその情報に従っているため現在は定かではない部分もある

ケース・スタディ4 リコー・アリーナ  (イングランド、コベントリー)
《Jリーグ百年構想:熱狂のスタジアム 2013年3月18日閲覧》

完成したアリーナは、サッカー・スタジアム、エキシビションホール、カジノ、ホテルなど、複合的な機能を持つ。公民折半で立ち上げた運営会社 ACL は、リコー・アリーナ稼働後 2 期目に単年度黒字を計上した。
【参考①】
40. スタジアム内ホテル(Ricoh Arena)
YUMIKO TAMARU PHOTOGRAPHY 2013年3月18日閲覧》

【参考②】
【コベントリー】ロンドンオリンピック、女子サッカーなでしこジャパンVSカナダを観戦レポート

《世界で暮らそっか。-sekai de clasocca- 2013年3月18日閲覧》

リコー・アリーナはホテルが中に入っているという変わったスタジアムです。
他にもスタジアム内のテナントにはカジノやフィットネスクラブも入っているとか

百年構想のある風景 (75)街中スタジアム
《Jリーグ関連書籍・コラム 2013年3月18日閲覧》

スタジアムでホームゲームが開催される日数は、ビッグクラブでも、年間僅か26~7日にすぎない。多額の投資額に対して、1年365日眠ることなく、地域社会の人々といつも接点を持つようなスタジアムが求められるようになった。スポーツ以外の分野で稼働率を高め、施設全体の収益を上げる。もっとも、日本のドーム球場のような「多目的」とは異なり、あくまでホームとして地域の誇りを示す「顔」であり続けねばならない。

2008年5月期のスタジアムの売上げは次の通り

RicohArena
欧州におけるサッカースタジアムの事業構造調査より》

こうしてみると収入源の分散は明らかです

ケース・スタディ4 リコー・アリーナ  (イングランド、コベントリー)
《JJリーグ百年構想:熱狂のスタジアム 2013年3月18日閲覧》

コベントリー・シティ FC は、市の中心部にあるホームスタジアムを、郊外に移転させる計画を練っていた。クラブが 100 年近く本拠地としていたハイフィールド・ロードは、あまりにも住宅街に近接しすぎていた。またプレミアリーグ全体に、郊外の新スタジアムへ移転する流れがあった。

ただ、"街中スタジアム"であるかどうかは少し疑問を持っています。
地図で見る限りではそこまで郊外だという印象は受けないかもしれませんが、前本拠地のハイフィールド・ロードから移転する際に中心部から離れたのも事実です

カジノやホテルなどの併設にはその影響があったのではないかと推測できます。
"そういった機能を持たせたスタジアムもある"という程度に留めた方がいいかもしれません



今回はここまで。
次回はもう少しだけ海外の事例をご紹介したいと思います