la vie en violette

サンフレッチェとサッカーに染まった日々

【修正中】二歩進んでいたのを三歩戻した日

10日の第4回旧広島市民球場跡地委員会について簡単に所感を

現地で見れなかったという方はyoutubeにアップしてくださっている方がいらっしゃいます。
実際にどのような話がされたのかは、文字媒体では知ることはできません。
百聞は一見にしかずということで是非見てみてください



RCCなどのニュースもありますのでそちらも。
また、すでに配布された資料については広島市の方にUPされています

【参考①】
球場跡地 中間まとめできず
RCC 12年8月11日閲覧》 

【参考②】
委員会の開催状況
広島市 12年8月11日閲覧》 


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①広島クラスタとしての所感
中国新聞の紙面にはあるものの何故かweb版にはなっていない様子。
(もしかしたら速報で流れたかもしれないけど地域ニュースにはない)

仕方ないので産経新聞より

旧市民球場跡地活用 中間まとめ持ち越し 広島
産経新聞 12年8月12日閲覧》

 旧広島市民球場広島市中区)の活用について話し合う市の跡地委員会(委員長・山野井秀樹広島青年会議所前理事長)の第4回会合が10日、広島市役所で開かれ、この日行う予定だった中間とりまとめを次回以降に持ち越した。
 これまでの会合では、委員や市民から出されたアイデアをもとに、活用分野を文化・芸術▽緑地広場▽スポーツ▽アミューズメントなど7分野に分類。その中から活用策を探ってきた。文化・芸術と緑地広場の2案に賛成意見が多かったが、サッカーなどのスポーツを強く推す声もあり、とりまとめを持ち越した。


第4回検討グループ会議では、「文化芸術創造機能」と「緑地広場機能」の2つが強く推されていましたが、これに「スポーツ機能」が加えられたことを評価する人が多いようです。
しかし、私はあえて別視点から評価したいなと考えています


前回触れたように、前回の検討グループ会議で問題だったのは比較衡量の基準
この委員会でも岡野議員が指摘していましたが、他の大規模未利用地の方がふさわしいということが、旧球場跡地にふさわしくないということを証明するわけではありません

広島における旧球場跡地のポジショニングを検討することは有益です。
が、いくらなんでも定義付け・コンセンサスもなしにやるなんて論外も論外


その状況に一石を投じることができたという点で評価されるべきでしょう。
この行為はここ2回の検討グループ会議でやったことを無駄にしかねません。
(時間制約と立場だけを見れば下村副座長の主張は最もではありますが)

しかし、本来の委員会の意義を考えれば価値ある「三歩下がる」だと思います


サンフレッチェクラスタとしての所感
サンフレサポとしては「スポーツ機能」が復活したことは純粋に嬉しいです。
今月のWendyにも掲載されたように、旧球場跡地は有力な候補地。
可能性が0ではないというのは大きな事です

【参考】
Wendy広島 8月号 129号
《月刊情報紙Wendy 広島版 12年8月12日閲覧》


ただ、私自身は必ずしもこの場所にこだわってはいません

建設にあたっては土地だけでなくお金や熱意・民意、そしてタイミングが重要。
旧球場跡地がそれに恵まれるかどうかはもう少し様子見したいと思います

誤解しないで欲しいのですが、仮にこの場所が無理だったとしても無駄ではありません

「広島にはサッカースタジアムが必要なんだ」

そういう声を上げ続けることが、上げていることを認識させることが大事なんです。
それはいつの日か必ず礎になってくれるはず。そう考えています

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③まとめ的ななにか
今回の委員会に対して、実を言うと少なからず不安でした。
①でも述べたように、会議がすごい勢いで泥沼へと突き進んでいたからです。 
約5年前の会議とは違い、「素人」が集まり広島市は軌道修正しようともせず傍観

しかし、実際には複数の委員が異議を唱え会議は修正される可能性が出ています。
これは非常に嬉しい驚きでした


たしかに一部の委員からは変な指摘があったことは否定できません。
そうはいっても全体で言うと些少なレベル。
量・質ともに目くじら立てるほどの反論でもありませんでした


また、そういった意見全てに耳を閉ざす必要はないでしょう

例えば、観光客がサッカーを見るのかという指摘。
サッカーのために観光する人でなければどれだけ見るのかというと返答につまります。
平和公園との対比、アクセス性などをもってこれに論理的に反論したい

「できねーだろ!」という批判に「できるよ!」と言い返せるように

インターネット、SNSなどのツールの発展はめざましい。
それらを最大限活用して今後もみんなで意識共有していきたいですね


次回はしばらく休憩して、再びクラブライセンス制度に戻る予定です